転職面接当日に配慮すべきこと

転職の面接のその場だけ、きちんとすれば良い。もし、あなたがそう思っているのでしたら、それは大間違いです。

転職の面接は、当日までの事前準備(面接当日着る服装や面接時の受け答え内容)ばかりではなく、面接室に入る直前や直後も、すでに転職のための面接の一環であるという緊張感が必要です。

この緊張感を忘れてしまうと、意外な落とし穴があるかもしれませんよ。

転職面接当日の直前に配慮すること

転職希望先の会社までの交通機関のトラブルなどによって、面接時間に遅れてしまう。このような予想もしていなかったことが起こる可能性があります。このような予想外の事態にどのように対処するかも、人事担当者に評価されます。

もちろん、面接会場までの行き方を地図で確認し、到着するまでにかかる時間を考えておくことは当然ですが、このような事前準備がしてあったとしても、何かのトラブルにより、面接に遅れそうな時には、きちんと人事担当者に連絡する必要があります。そのための連絡先(電話番号)は、きちんと手元に置いておきましょう。

トラブルになって、遅れてしまうことに戸惑ってしまい、人事担当者に連絡をしなかったというような最悪の事態は避けましょう。

また、遅れて到着したときには、きちんと謝罪の言葉を伝える態度も必要です。

ここまでは、転職の面接に遅れてしまうケースについての配慮について書きましたが、面接会場に早く着きすぎてしまうのも問題です。

人事担当者は、本当に忙しいスケジュールで働いています。

確かに、面接に対する意気込みが、早い時間に着いてしまうことに表れるというのも理解できますが、面接をしてくださる人事担当者の気持ちを最大限に重視することに配慮してください。

初対面で緊張するのは、転職を希望しているあなただけではありません。転職者と面接をする人事担当者だって少なからず緊張するものです。その緊張を和らげる環境を、あなたが作り上げることができればベターです。

ところが、面接時間よりも早くに着いてしまって、人事担当者をあたふたさせてしまっては、あなたへの第一印象は決して良いものにはなりませんよ。

最後に、受付をした方への配慮も重要です。

受付スタッフがいる大きな会社に面接に行った場合、人事担当者が、転職希望者の態度や受け答えの印象について、面接後に、受付スタッフに話を聞くということが少なからずあります。その受付スタッフの一言が、転職の合否に意外な影響があるのです。

このように考えてくると、面接の当日は、会社に着く以前から会社を出るまでが面接の一環であることを良くわかります。このことを意識して、緊張感を持って、転職の面接に望むことができると、あなたへの印象は格段に違ってきます。

どうですか?

どんどん面接に対するイメージが膨らんできていませんか?

このタイミングで、転職サイト等で希望する会社を探してみると、予想以上に好条件の会社を見つけられたりするんですよね。本当に不思議ですが・・・